第25回社内報 新しいものにチャレンジしよう ~働き方を変えるヒントとは~

掲載日:2015年4月1日

 春は物事の始まりの季節です。今月は皆さんに会社の新しい動きをいくつかお知らせします。まず、新たに大阪歴史博物館のミュージアムショップへの新規出店が決まりました。これにより大阪地区での事業に大きな弾みがついたことになります。次に淡路島の淡路夢舞台の既存店舗(トムズスタジオ)のなかに、甘さに定評のある蜜芋を使った焼き芋を提供するお店をオープンしました。その名も「つちのちから」と書いて「土力(ちりょく)」と読みます。土には作物を育てる力があります。それはまさに自然の力です。さらに、その力は人が手間ひまをかけて土を育てる(窒素・リン・カリなどの肥料を配合する)ことでさらに大きな力となるのです。土が育む自然のままの美味しさを提供することがお店のコンセプトです。この新規事業「土力(ちりょく)」へのチャレンジの背景に触れておきます。さつまいもは野菜の一種でありながら自然の甘味をもっています。私はこの味に感動しました。この美味しさを一人でも多くのお客様に伝えたいという思いがあります。実はここ数年さつまいもの生産量は減少傾向にあります。私たちのビジネスの成功を通して、さつまいもが再び世の中に認知されることにより生産量が増えれば農家への貢献、我が国の食料自給率の向上につながる可能性も秘めています。私たちと生産者がつながることは、そうした意味でも社会的な意義があると考えています。
 そしてこうした事業を通して会社が成長していくためには、新しい人材も必要となります。この春、二人の新入社員も迎えることができました。新しい出会いの始まりです。
 新しい始まりの季節に、皆さんにもぜひ新しいチャレンジをしてみてはいかがでしょうか?
 今年の二月に東京を訪れ、各自でいろいろなお店を見てまわるという、これまでにない体験型の社員研修を行いました。皆さんは自分の実体験から様々な想像力を膨らませて、いくつかの「気づき」を得たと思います。私はそれを無駄にしてほしくないと思っています。例えば、どんな商品が外国人観光客の方に好まれているのか、気持ちのいい接客とはどんなものか、関心を引くPOPはどんなものかなど。こうした「気づき」は実践で活かされないと意味がありません。同時にスピードも大切です。やると決めたらすぐにやる。自分の店舗でそれを表現しなければなりません。そのための新しいチャレンジを私は全力で応援します。やりたいことは自由に実践できる会社、それがトーマスだと私は考えています。たとえ、その結果正しい失敗をしても構いません。むしろ次の成功のために、その失敗から学び同じ失敗を繰り返さないことのほうが大切です。
 ここで少し私自身の仕事のスタンスを振り返ってみると、常に前向きでポジティブな気持ちを心がけていました。それが自分に勇気を与えることにつながったと思います。いい仕事やいい人生を送るうえで、私が大切にしている言葉があります。それが『六つの精進』です。
①誰にも負けない努力をする ②謙虚にして驕らず ③反省のある毎日を送る ④生きていることに感謝する ⑤善行、利他行を積む⑥感性的な悩みをしない(稲盛和夫著「六つの精進」より)
 仕事を好きになることが誰にも負けない努力につながります。そして仕事がうまくいくようになると人は傲慢になりがちです。むしろ驕らず謙虚であることが必要です。反省のある毎日を送ることで魂がキレイになります。生きていることに感謝をし、周りの人に対して思いやりと優しさを表現してください。そして自分の悪いところはおさえて、自分のよいところを伸ばすように心がけてください。よい心は皆さん誰もが必ず持っているはずです。新しいチャレンジとともに、六つの精進が皆さんの働き方を変えるヒントになるでしょう。